【川越市】老舗の店主さんが語る裏側とは? みんなが選ぶ屋台の人気ナンバーワンは? 地域密着ニュースサイトがお届けする川越まつり情報です!

今週末(2023年10月14日・15日)は私たち川越市民が待ちに待った川越まつりです。 2023年は10月14日&15日に開催される川越まつり 昨年(2022年)は新型コロナウイルスの影響で「屋台が一部の定められたエリアでのみの出店」など制限があるなかでの開催でした。その情報はこの号外NET川越市でも紹介しています↓

【川越市】コロナ禍では初開催の川越まつりに行ってきました

今年は(2023年)は制限がない開催が予定されています。今回は、そんな川越まつりに関する、いろいろな情報をお届けします。


まずは鉄道の情報から。

JR東日本は10月14日に車両展示などのいろいろなイベントを楽しめる「川越車両センターまつり」を開催予定です。会場はJR川越線・南古谷駅から徒歩約15分の「東日本旅客鉄道株式会社 川越車両センター」です。こちらは事前予約が必要で、すでに定員に達していますが、このような催し物が実施されることは知っておきたい情報ですよね。

→「川越車両センターまつり」はJR東日本の公式サイトで公開されているPDFをご参照いただけますと幸いです。

また、JR東日本では臨時列車の特急「蔵の街川越号(川越まつり号)」(海浜幕張⇔川越駅)と特急「川越物語号(川越まつり号)」(日立駅⇔川越駅)が運行予定です。

→詳しい情報は川越まつりの公式サイト内ページ「令和5年度川越まつり情報」をご参照いただけますと幸いです。


自動車などの交通については、川越まつりが開催される例年どおり、市街地の一部で所領通行禁止となります。

→詳しい情報はやはり川越まつりの公式サイト内ページ「令和5年度川越まつり情報」をご参照いただけますと幸いです(ページ内に「交通規制・会場案内マップ」があります。

2023年の川越まつりの交通規制


続いて地域密着型ニュースサイトらしく、こだわりの情報です。その内容は、生粋の小江戸っ子がおすすめする、ちょっとマニアックな川越まつりの楽しみ方です。

駄菓子などを販売している老舗の商店『櫻井商店』の店主さんにいろいろとお話を伺いました。ちなみにこちらは40年以上の歴史があり、店主さんは子どもの頃から川越の市街地に住んでいるとのことです。 川越の老舗の商店『櫻井商店』 こちらの店内には在りし日の『ホームラン劇場』の写真があります。それは『シアターホームラン』ではなく、建て替え前の『ホームラン劇場』です。懐かしい方もいらっしゃるのでは? 川越の老舗の商店『櫻井商店』 それでは川越まつりの楽しみ方です。

その一 芸術品としての山車

川越まつりといえば山車ですが、山車は近くで見ると、細かい彫刻が施されていて、芸術品としても楽しめます。店主さんは「すべてかはわかりませんが、布は西陣織が使用されていると聞いたことがあります」とのこと。近くで観察する機会があれば、ぜひ、細かくチェックしてみては? 川越の山車 ちなみに川越まつりの山車に関するものに「曳っかわせ(ひっかわせ)」という言葉があります。こちらは川越まつりの公式サイトでは「向かい合う山車同士の囃子(はやし)の競演」と記されています。そして、近年では一定の時間が経過したら山車は別の場所に移動するようですが、以前は勝敗を競うものでした。どちらかの囃子のテンポにつられたほうが負けで、負けたほうが道を譲るというかたちです。 私の子どもの頃もそのように教わっていたのですが、しっかりと勝敗を確認したことはなく……。でも、『櫻井商店』の店主さんの子どもの頃は勝敗は明らかで、それは囃子を演奏している方々は自分たちでわかりますし、周りの観衆の方々も一方のテンポにつられると歓声を上げていたそうです。

その二 蓮馨寺の境内

続いては場所の紹介で、それは蓮馨寺です。こちらの境内にはたくさんの屋台が並びます。以前は射的やヨーヨーすくいなどのアクティブに楽しめるものが多く、並んでいました。今年はどのような屋台が出店されるのかはわかりませんが、いずれにせよ出店が予定されているようなのでぜひ。

なお、以前、昭和の頃はこちらには「お化け屋敷」と「見世物小屋」が設置されていました。

「見世物小屋」とは「日常では見られない曲芸や奇物、細工などを期間限定で展示する小屋」で、今の時代には難しいものもあると思いますが、当時は「狼に育てられた女性」「蛇女(蛇を操る女性)」などがいらっしゃいました。

そして、『櫻井商店』の店主さんがおっしゃるには「『狼に育てられた女性』は舞台裏では普通に『こんにちは』と挨拶していましたし、蛇が逃げ出して騒ぎになったこともありました」とのことです。時代を感じる、おもしろいエピソードです。

その三 いろいろな屋台

いろいろなジャンルの屋台が楽しめるのも川越まつりの魅力です。ちなみに『櫻井商店』の店主さんの個人的なおすすめは「チキンステーキ」だそうです。屋台の話はこのあとに続きます。


屋台の話題が出たところで、「そういえば皆様は川越まつりの屋台といえば、何を楽しみにしているのだろう?」と気になりました。 そこで、川越市内のいろいろなお店の方にアンケートを実施しました。結果は次の通りです。

第1位 やきそば 10票

第2位 たこ焼き 6票

第3位 ベビーカステラ 4票

第4位 綿菓子、チョコバナナ 3票

第5位 お好み焼、五平餅、あんず飴、じゃがバター、クラフトビール 2票

第6位(1票)牛タン串、フランクフルト、イカ焼き、うなぎ串、焼き鳥、焼きまんじゅう、ソース煎餅、リンゴ飴、べっ甲飴、お面、金魚すくい

ちなみに理由の多くは「美味しいから」「好きだから」でしたが、少し個性的なものもあったので紹介させていただきます。

  1. 焼きそば/お好み焼と違って冷めても美味しい。それと、大盛の屋台があって、毎年、そこで購入していた
  2. やきまんじゅう/あのパサパサ感がクセになる
  3. じゃがバター/料理としては難しくないけれど、自宅で作るかというとなかなか作らないので
  4. 綿菓子/もちろん美味しいのだけれど、なにより子どもの頃を思い出して懐かしい気持ちになります

皆様にとってのいちばんの屋台はなんでございましょう?

今回のアンケートでは30名以上の方にご協力いただきました。ありがとうございます。そのなかのお一人、『ヒロマルシェキッチン』の店主さんは「焼きそばに1票」でしたが、「うちもお店の前で焼きそばを販売します。お肉も野菜もたっぷりなのでぜひ!」とのことでした。ちなみに昨年の川越まつりでの様子はこちら↓ 川越まつりでの『ヒロマルシェキッチン』

また、クレアモール沿いのお寿司屋さん『笹寿司』の女将さんは「私はべっ甲飴かな」でしたが、こちらでは川越まつり限定の「まつり丼」を用意しているので、そちらも紹介させていただきます。

『笹寿司』の「まつり丼」

以上、今回は川越まつり特集でした。

1年に一度の大きなおまつり、ぜひ、楽しみましょう。

本記事内で紹介した『櫻井商店』はこちら↓

『ヒロマルシェキッチン』はこちら↓

『笹寿司』はこちら↓

2023/10/12 07:20 2023/10/12 07:20
編集工房水夢

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外NETゲームポータル

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

号外net 全国で地域ライター募集