今回は気になるお店の紹介です。それはこちら↓

西武新宿線・本川越駅の近く（駅から徒歩約8分）の魚屋さん『魚定（うおさだ）』です。私はこちらが古くから営業していることは知っていて、お店の前を通るたびに気になっていたのですが、これまで利用したことはありませんでした。
それがタイミングが合い、2023年9月21日に訪問したのでした。

気になるポイントの一つはショーウインドーです。一般的に魚屋さんのショーウインドーには商品の魚が並んでいますが、こちらには並んでいません。

店主さんご夫妻には突然の訪問にもかかわらず、丁寧にご対応いただきました（ありがとうございます）。

このショーウインドーについて、店主さんは「以前はサンマやアジなど、いろいろな魚が並んでいましたが、段々と魚が売れなくなってきて……」とのことです。
『魚定』は教育関連施設への卸（おろし）をしているそう。そして今は魚を小売りしていないかというと、そんなことはありません。まぐろのお刺身、おしゃけ（鮭）、タイの粕漬、ちりめんじゃこなどを販売しています（カジキは時期によるそうです）。

今は奥の業務用の冷蔵庫で魚を保管しています。この時は特別にまぐろの切り身を撮影させていただきました。こちらのまぐろは冷凍していないとのこと。これは美味しそうです。

この日はまぐろのお刺身を2千円分、購入しました。

自宅でいただいたところ、口の中でとろけるようで、やはり、とても美味でした。
なお、こちらでは「魚を食べたいのだけれど、自宅で焼くのがちょっと……」という方のために、購入した魚（おしゃけやタイの粕漬）をサービスで焼いていただけるそうです。

ちなみに『魚定』は織物の販売店からスタートして、2代目の時に魚屋さんになり、魚屋さんとしてだけでも70年以上の歴史があるそうです。店主さんは「お店の跡をついでくれる人もいないし、私の代で終わりかな……」とおっしゃいます。
できれば、ずっと続いてほしいものです。
なお、本記事は店主さんご夫妻のご厚意で掲載させていただいます。こちらはご年配の店主さんご夫妻が頑張るお店ですので、お店に必要以上の負担がかからぬよう、また近隣の方々の迷惑とならぬよう、よろしくお願い申し上げます。

『魚定』はこちら↓

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ