【川越市】じつは川越は熊谷より暑い!? 熱中症に要注意!!【川越の雑学】
暑い夏がやってきました。2022年8月4日からの数日間は比較的涼しかったものの、気象庁の「埼玉県の天気予報」をチェックすると今週(2022年8月8日の週)はまた30度の後半になるようです。
暑い日は熱中症に注意が必要です。川越市の公式サイトでは「熱中症予防のための情報発信『熱中症警戒アラート』」というページがあり、そこで熱中症を予防するための対策が紹介されています。
そのページでは最近、よく耳にする「WBGT」の概要なども説明されています。健康上の思わぬトラブルを回避するために、ぜひチェックしておきましょう。
ちなみに「WBGT」は暑さ指数ともいわれ、私たち人間の体への影響が大きい「湿度」「日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境」「気温」の3つを取り入れた指標です。数値が大きいほど熱中症のリスクが高くなり、「WBGT」が28℃以上になると「厳重警戒」になるそうです(環境省の「熱中症予防情報サイト」より)。
では、どうやって「WBGT」を知ることができるかというと、こちらも環境省の熱中症予防情報サイトの「暑さ指数(WBGT)の実況と予測」で確認することができます。
さて、ここからは川越市に関する雑学です。 先に紹介した「暑さ指数(WBGT)の実況と予測」をチェックしたところ、そのときは熊谷よりもさいたま(さいたま市)のほうが高い数値でした。 ニュースでよく「熊谷で最高気温を記録」などと紹介されるので、私は埼玉県のなかでも熊谷がもっとも気温が高いと思っていました。それがそんなことはないようで……。
あらためて川越の最高気温について調べたところ、ある大学の研究チームが気象観測を行い、「川越市の最高気温は熊谷市より高い」という報告をしたことがあるそうです。
実際、一般財団法人日本気象協会の公式サイトで確認したところ、2022年8月7日の15時の気温は川越が32度、熊谷は31.5度と川越のほうが高かったようです。なお、川越のほうが暑い理由としては地形や都心部の気温の高さの影響などが原因と考えられるそうです。
では、なぜ、川越ではなく、熊谷の最高気温がフィーチャーされることが多いかというと、気象庁の気象台(気象や地震などの観測・調査・研究を任務とする機関)が熊谷に配置されていて、川越には配置されていないからだそう。
そのときの状況にもよるでしょうが、各データを確認すると「熊谷は暑いといわれているけれど、川越よりも極端に気温が高い」ということはありません。 やはり、熱中症対策はしっかりと意識しましょう。
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